既設排水処理施設の安定化
事例・実績
生産量の増減による流入変動により処理が安定しない
生産量の増減による流入変動により処理が安定せず、沈殿槽での汚泥沈降不良や流出が起こっていた。
お客様の悩み解決のための対応内容・施工内容と効果
膜ユニットを設置することにより、処理水を400㎥/d分沈殿槽を通さず排水できるようにする。
これにより沈殿槽水面積負荷を低減し、汚泥界面の上昇を抑えることができた。
その後の工場生産量増に伴う排水量の増加時には、さらに膜ユニットを増設して沈殿槽を使用しない膜分離活性汚泥法に改修した。
これにより既設排水処理施設の躯体のみを流用しての改修が可能になった。
導入した排水処理技術名
膜分離活性汚泥法
導入した設備の仕様、処理能力について
1回目改修時:クボタ 液中膜ユニット RW300×3ユニット(400㎥/d処理)
2回目改修時:クボタ 液中膜ユニット RW400×8ユニット(TOTAL1540㎥/d処理)