メタン発酵システムによるコスト削減とバイオガス発電
事例・実績
既設施設の排水基準超過の懸念とランニングコストが高い
既設の排水処理施設(好気処理)で高濃度排水が安定せず、排除基準を超過しかねない状況にあった。また大型送風機の運転や汚泥処分に伴うランニングコストが高く負担になっていた。
メタン発酵による除害施設とバイオガス発電機の導入
高濃度排水に対応し、使用電力量の少ない嫌気処理ユニットと発生するバイオガスを燃料とするバイオガス発電機を導入。これにより売電収入を得ることもでき、お客様のコスト面の負担を軽減することができた。
導入した排水処理技術
EGSB(Expanded Granuiar Sludge Bed)、バイオガス発電機
導入した設備紹介
導入した設備の仕様、処理能力について
<導入設備>
EGSB
処理水量:60m3/d
処理水質BOD:19000mg/L→600mg/L以下
CODcr30,000mg/L→CODcr1,800㎎/L
バイオガス発生量680Nm3/d
<導入設備>
バイオガス発電機:24.5kW×2台