短工期・低価格での生物処理能力の増強
事例・実績
排水基準超過の懸念を解決して安心したい
食品工場からの排出水が排水基準超過の懸念があり、排水処理施設の大規模改修が計画されていた。大規模改修完了には1、2年を要してしまうため、それまでの期間のみ既設の排水処理施設を増強して排水基準超過とならないようにしたい。
既存排水処理施設にばっ気槽、ばっ気ブロワを追加して生物処理能力を増強
既設の排水処理施設にばっ気槽、ばっ気ブロワを追加し、生物処理能力の増強を図った。ばっ気槽はRC製に比べ、短工期での設置・撤去が可能で、低コストの組立て式鋼板製ばっ気槽を使用した。これにより、排水基準を超過することなく排水処理が安定して行えるようになった。
導入した排水処理技術
組立て式鋼板製ばっ気槽
導入した設備の仕様、処理能力について
<計画条件>
処理水量:40m3/d、流入BOD濃度:2,220mg/L、放流BOD濃度:20mg/L
<導入設備>
組立て式鋼板製ばっ気槽:φ7m×全高4m、有効容量127m3
ばっ気ブロワ:8.16m3/min×35kPa×7.5kW